スマートプラグ「Tapo P110M」レビュー:電力モニタリング機能で賢く節電!
TP-Linkのスマートプラグ「Tapo P110M」は、スマートホームの基盤を築く上で非常に便利なアイテムです。特に電力モニタリング機能が搭載されている点が特徴で、家電の消費電力をリアルタイムで把握できるため、節電や効率的なエネルギー管理に役立ちます。この記事では、Tapo P110Mの魅力や実際の使用感について詳しく解説します。
Tapo P110Mの主な特徴
- 電力モニタリング機能
接続したデバイスの消費電力を確認できるだけでなく、専用アプリで電気料金を設定することで月々の電気代目安も表示されます。 - Matter対応
他メーカーのMatter対応製品と連携可能。これにより、Apple HomeやGoogle Homeなど異なるエコシステム間で統一管理ができます。 - コンパクトデザイン
上下のコンセントと干渉しにくい設計で、複数設置しても邪魔になりません。 - 音声コントロール
Amazon Alexa、Googleアシスタント、Apple Siriなどを使った音声操作が可能。 - 遠隔操作・スケジュール設定
Tapoアプリを通じて、どこからでもプラグのオン/オフが可能。さらに、曜日や時間指定で自動操作が設定できます。 - 自動オフ・おでかけモード
一定時間経過後に自動オフしたり、不在時にランダムで電源を切り替えることで防犯対策にも利用できます。
実際に使ってみた感想
電力モニタリング
筆者はPC環境やサーバーなどに接続して使用してみました。例えばサーバーでは常時90W程度、PC作業時には72Wほど消費していることが分かりました。このように具体的な数字が可視化されることで、節電意識が高まりました。また、アプリ上で電気代も計算してくれるため、自分の生活スタイルに合わせた節約プランを立てることが可能です。
スケジュール機能
日没と連動して照明をオンにする設定や、電気代が安い時間帯にモバイルバッテリーを充電する仕組みを作ることで電気代の節約にも使えました。特に節約志向の方にはこの機能が非常に便利です。
Matter対応の利便性
Matter対応によってセットアップも簡単で、他社製品との連携もスムーズでした。これからスマートホームを構築しようと考えている方には大きなメリットと言えるでしょう。
メリットとデメリット
メリット | デメリット |
---|---|
電力モニタリング機能で消費電力と電気代を把握可能 | スマホ操作時に誤って電源を切るリスクあり |
コンパクト設計で設置場所を選ばない | 最大負荷1500Wまでなので高出力家電には不向き |
Matter対応で他メーカー製品とも連携可能 | Matter利用には対応機器が必要 |
スケジュール設定や音声操作など多機能 | アプリ依存度が高い |
まとめ:こんな人におすすめ!
Tapo P110Mは以下のような方に特におすすめです:
- 家庭内の消費電力を把握して節約したい方
- スマートホーム構築を検討している方
- 古い家電製品をスマート化したい方
- 防犯対策としておでかけモードを活用したい方
価格も手頃(約1600円〜)で、多機能ながら導入しやすい点も魅力的です。スマートホーム初心者から上級者まで幅広く活用できるアイテムと言えるでしょう。